Column
夏の暑さで食欲がない、だるい、体が疲れやすいと感じたことはありませんか?
夏バテとは「暑さによる体温調節機能の低下」が原因です。無自覚に脱水症や熱中症を引き起こし、体の不調を感じることがあります。
そこで今回は、夏バテしやすい食事とその改善方法を3つご紹介します。
皆さんは暑い季節になると、口当たりの良い麺類のみやアイス、ゼリー、飲み物で食事を済ませてしまうことはありませんか?これでは暑い夏には勝てません!
夏バテ予防のポイント1つ目は食事の量より質です。3食消化の良いたんぱく質(肉・魚・卵・豆腐・乳製品)を摂り体の筋肉量を減らさないようにしましょう。筋肉を作るにはビタミン(野菜・海藻・果物)も必要です。ビタミンは汗で流れ出ていくため、夏野菜(キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、冬瓜など)をたくさん摂りましょう。カレーライス、野菜スープ、野菜炒めなど。2つ目は香辛料で食欲増進です。ショウガ、ワサビ、大葉などの香味野菜を利用し、食欲アップを図りましょう。3つ目はクエン酸で疲労回復です。クエン酸は柑橘系、梅干しなどに多く含まれており、疲労の原因である乳酸を排出する効果があります。
今年の夏はバテない体作りに挑戦してみましょう!
コラム執筆者:栄養管理室 久永文
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