腎臓内科

Nephrology

ご挨拶

腎臓内科では、腎疾患全般を幅広く診療対象としています。腎疾患は年齢に関係なく発症する可能性があります。初期症状に乏しく知らないうちに進行してしまうことがあります。いったん腎臓が悪くなると、二度と元のようには治らないと思われがちですが、実際は的確な診断と専門性の高い治療を行うことにより、決して治らない難しい病気ではありません。当科では、患者さん個々に応じた治療の提供により、腎疾患の治療に当たって行きます。腎機能が廃絶した場合でも、腎代替療法(血液透析、腹膜透析)を行い、社会復帰・家庭復帰の支援を行います。

腎臓内科 部長

佐藤 稔

診療科紹介

腎疾患の発見、診断、治療から末期腎不全に至るまで包括的な診療を行います。腎臓病の初期では自覚症状がないことが多いですが、体がむくんだり(浮腫)や尿が泡立ったり(蛋白尿)、夜間の尿の回数が多くなったりした場合には腎臓内科受診をお勧めします。また、検診で、尿潜血、蛋白尿が陽性となった場合、腎疾患の一症状の可能性があり、腎臓内科を受診し、精密検査をうけられることをお勧めします。また、なかなか血圧が下がらない場合も、腎臓病が原因となっていることがありますので、受診をお勧めします。腎機能が低下して腎代替療法が必要となった場合には、血液透析・腹膜透析などの末期腎不全治療を総合内科と連携して行います。

扱う疾患

  • 糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、腎硬化症などの慢性腎臓病
  • ネフローゼ症候群
  • 多発性嚢胞腎
  • 急性腎不全、慢性腎不全
  • 血液透析、腹膜透析
  • 健康診断での検尿異常

実績

2022年度 2023年度 2024年度
維持透析 175 166 123
透析導入 27 22 16
持続透析施行 16 18 17
エンドトキシン吸着 1 3 4

LDLアフェレーシス

(レオカーナ)

7 5 1
顆粒球吸着療法 0 1
シャントPTA 41 54 53
長期留置カテーテル挿入 0 2 1
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