Nephrology
診療科からのお知らせ/コラム
腎臓内科では、腎疾患全般を幅広く診療対象としています。腎疾患は年齢に関係なく発症する可能性があります。初期症状に乏しく知らないうちに進行してしまうことがあります。いったん腎臓が悪くなると、二度と元のようには治らないと思われがちですが、実際は的確な診断と専門性の高い治療を行うことにより、決して治らない難しい病気ではありません。当科では、患者さん個々に応じた治療の提供により、腎疾患の治療に当たって行きます。腎機能が廃絶した場合でも、腎代替療法(血液透析、腹膜透析)を行い、社会復帰・家庭復帰の支援を行います。
腎臓内科 部長
佐藤 稔
腎疾患の発見、診断、治療から末期腎不全に至るまで包括的な診療を行います。腎臓病の初期では自覚症状がないことが多いですが、体がむくんだり(浮腫)や尿が泡立ったり(蛋白尿)、夜間の尿の回数が多くなったりした場合には腎臓内科受診をお勧めします。また、検診で、尿潜血、蛋白尿が陽性となった場合、腎疾患の一症状の可能性があり、腎臓内科を受診し、精密検査をうけられることをお勧めします。また、なかなか血圧が下がらない場合も、腎臓病が原因となっていることがありますので、受診をお勧めします。腎機能が低下して腎代替療法が必要となった場合には、血液透析・腹膜透析などの末期腎不全治療を総合内科と連携して行います。
さとう みのる
佐藤 稔(兼)
総合内科部長・ 腎臓内科部長・ 透析室長
専門分野:腎臓病 、高血圧
【学会専門医・認定医】
【メッセージ】
今までは主に川崎医科大学で研究指導を行なって来ました。自分自身も研究を行い、論文は英語研究論文40本以上自分で執筆しました。専門は分子腎臓病学でした。研究ばかりの生活でしたが、50歳を超え臨床の現場に戻って来ました。岡山生まれ岡山育ちですので、岡山弁がついつい出ます。一期一会の気持ちで患者さんの診療にあたって行きます。
はるな よしすけ
春名 克祐
腎臓内科部長
専門分野:腎臓病 、血液浄化療法
【学会専門医・認定医】
【メッセージ】
2019年10月に川崎医科大学より神戸労災病院に赴任して参りました。これまでは血液透析を主に血液浄化療法を専門にやってまいりましたが、腎臓に関わるご病気は何でも診させて頂きます。また様々なご病気で入院される透析患者さんの入院中透析も担当いたします。入院治療中、安心して安全な透析を受けられますよう、十分な体制を用意しております。
休診情報はありません。
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腎臓内科 | 佐藤 稔 (午後) |
春名 克祐 (午後) |
春名 克祐 |
(令和5年4月1日現在)
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