腎臓透析・合併症治療センター

Kidney dialysis and Complications treatment center

ご挨拶

国内の慢性透析患者数は増加の一途を辿り、2020年時点での時点で約34万人に上ります。 透析患者さんの高齢化や透析治療の長期化により、感染症や心血管疾患を中心とした合併症への対応がより一層重要となっております。 このような時代の変化に対応するべく、集学的な治療が可能な腎臓透析・合併症治療センターを2018年に立ち上げました。 神戸市内で透析施設は約60施設に及びますが、透析症例に伴う心血管疾患や脊椎疾患等の重症合併症を治療しうる医療機関は限られています。当センターは重症合併症を併存する透析症例に対する治療を、より安全に、よりきめ細かく治療ができることを目的とした、複数の診療科で構成するセンターです。これまで施行してきた腎不全の症例に対する血液透析導入や、急性期・重症症例に対する各種血液浄化療法(急性血液浄化療法・血漿交換療法・血液吸着療法など)を中心となって行うだけでなく、透析症例の合併症に対して、各診療科と連携した治療体制を確立することも目標としています。

腎臓内科部長 透析室長

佐藤 稔

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