Osteoporosis clinic
診療科からのお知らせ/コラム
[表1] 続発性骨粗鬆症の主な原因
内分泌性 | 副甲状腺機能亢進症、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、クッシング症候群(ステロイドホルモンが出すぎる病気)、性腺機能低下症 |
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栄養性 | 胃切除後、吸収不良症候群、神経性食思不振症 |
薬物 | ステロイド、抗てんかん薬、メトトレキサート、ワルファリン、ヘパリン |
不動性 | 安静臥床、麻痺 |
先天性 | 骨形成不全症、マルファン症候群 |
生活習慣病 | 糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD) |
その他 | 関節リウマチ、アルコール多飲、肝疾患 |
近年、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肝臓疾患といった生活習慣病が続発性骨粗鬆症の原因となることが明らかになりました。続発性骨粗鬆症の場合検査で骨密度は低くなくても骨折する場合があります。
[表2]骨粗鬆症の診断基準
骨密度 | |
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既存骨折がない場合 |
YAMの70%以下で骨粗鬆症 |
椎体骨折または |
骨密度の結果を |
前腕骨遠位端、 肋骨、骨盤、 |
YAMの80%未満で骨粗鬆症 |
骨粗鬆症は目に見えず、骨折してしまった後に後悔する病気です。投薬だけではなく、運動食事などの生活改善が重要ですし、患者さん自身の理解により初めて継続できると思います。出来るだけ丁寧な説明をし、そのお手伝いができるようにと心がけています。
骨粗鬆症認定医 丸野 文雅
あなたの骨は大丈夫ですか?
女性の骨は、閉経したあと急激にもろくなります。
あなたの骨の密度が大丈夫かどうか、折れやすいかどうか、一度調べてみませんか。専門の知識と資格を持ったいろいろな職種のスタッフがお待ちしています。どのような事でもご相談ください。
骨粗鬆症認定医 西本 華子
骨粗鬆症の食事療法は、カルシウムをたくさん摂れば摂るほど良くなるわけではありません。適正量食べることが重要なポイントになります。カルシウム以外にも、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど大切な栄養素もあります。日々の食事でのお困りごとや心配事を管理栄養士にご相談ください。
骨粗鬆症マネージャー・管理栄養士 久永 文
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毎週水曜日。詳細はスタッフにご確認ください。
TEL:078-231-5901
受付時間:平日8:30~17:00
休診情報はありません。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 |
丸野 文雅 |
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午後 | 西本 華子 |
(令和5年4月1日現在)
※骨粗しょう症外来は予約診となります。
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