アスベスト疾患ブロックセンター

Asbestos disease block center

アスベスト疾患ブロックセンター

独立行政法人労働者健康安全機構では従来より勤労者医療の一環として、アスベスト関連疾患(アスベスト(石綿)繊維を吸い込んだために起きるアスベストーシス(石綿症)、アスベスト肺癌、悪性胸膜中皮腫等の疾患)に対する健康診断、診断・治療などを行ってきました。
この実績と経験を生かし、アスベスト関連疾患の診断・治療及び症例の収集を行う医療機関として22の労災病院にアスベスト疾患ブロックセンター及びアスベスト疾患センターを平成17年9月1日に設置しました。

神戸労災病院では、アスベスト関連疾患ブロックセンターとして、労災指定医療機関等の地域医療機関に対し、以下のようなの支援や取り組みを広域的に行っています。

  • アスベスト関連疾病診断技術研修(厚生労働省委託事業)
  • 石綿ばく露健康リスク調査読影検討会(環境省事業)へセンター長が委員として参加
  • アスベスト小体計測検査の受託

アスベスト小体計測検査の依頼について

アスベスト小体計測検査については、当院病理診断科にて行っております。現在、労働基準監督署・環境再生保全機構からの依頼症例が中心ですが、近隣の病院からの依頼にも応じていますので、検査希望がございましたら、電話にて連絡をいただいた後で「石綿小体検査依頼書」と検体をご送付ください。

詳細につきましては「石綿小体計測検査について」をご参照ください。

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