Outpatient chemotherapy room
外来化学療法室は、通院して治療を受ける患者さんを対象としたがん薬物療法や生物学的製剤などの点滴治療を提供する部門です。
私たちは、以下の3 つを基本方針として心がけて看護しています。
療養の場が日常生活に移ることで様々な疑問や不安を抱かれることと思います。その不安を少しでも軽減し「安心」「安全」「快適」治療に臨んでいただけるように診察前問診や治療中の患者さんとの対話の時間を大切にしています。
必要時は医師の診察にも同席し患者さんが納得し同意したうえで治療ができるよう意思決定を支援する積極的な関わりをしています。
患者さんの想いに寄り添い、患者さんが主体的かつ継続的に治療を受けることができるように努めています。
患者さんの療養生活を支えるご家族の存在は大変重要です。ご家族の想いを知り、安心して患者さんの治療を支援することができるよう、時間を調整してご家族の方々とも関わることを心がけています。治療内容の疑問点、副作用症状の観察、経済的な不安など、対応しております。
医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、検査技師、ソーシャルワーカーなど他職種チームと連携し、それぞれの専門的な意見を取り入れることで患者さんに寄り添った幅広い医療の提供が可能になります。看護師は、チーム内のキーパーソンとして「継続看護」「協働看護」 を大切に、患者さんとご家族を全力でサポートいたします。
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