Patients right and request
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患者さんの権利の尊重と患者さんと医療者のパートナーシップ
神戸労災病院は、医療行為が患者さんと医療者との信頼関係の上に成り立つものであることを認識し、「患者さんの権利に関する宣言」と「患者さんの責務」について定め、患者さんが医療に主体的に参加できるよう支援して参ります。
昨今、政府の推し進める「働き方改革」の中で医師の長時間労働・過重労働が社会的に大きな問題となっております。当院においても、医師の労働環境の改善に努める必要があると考えております。つきましては、担当医師からの患者様やご家族様への症状説明は、原則として以下の時間帯とさせて頂きます。
説明時間帯:平日8:15~17:00(平日夜間、土日祝は実施しておりません。)
なお、緊急時や患者様の病状等により、やむを得ない場合は、この限りではありません。
皆様にはご迷惑をお掛けすることもあるかと存じますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。
病院建物内並びに敷地内は全面禁煙です。皆さまが安心してご来院いただけるように、受動喫煙防止にご理解ご協力お願いいたします。
当院の理念にもあります「良質で心のこもった医療」を提供するためには、患者さんと医療者との良好な信頼関係が必要になります。しかし、以下のような暴言・暴力・迷惑行為があった際は、その信頼関係を損なうだけではなく、場合によっては、退去を命ずる或いは警察介入を依頼することがあります。
神戸労災病院では、以下の基本方針に則り、宗教上の理由による輸血拒否について対応いたします。ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
宗教的理由により輸血による治療を拒否する患者に対して、患者自身の意思に配慮し、無輸血による治療手段の提供に努力することを原則としますが、救命手段として輸血が回避できない場合には、人命を最優先する観点から輸血治療を行ういわゆる「相対的無輸血」の方針をとります。
治療に際しては、患者及び家族等の関係者にこの基本方針について十分な説明を行うとともに、理解と同意が得られるよう努めますが、どうしても同意が得られず治療に時間的余裕がある場合には、他の医療機関での治療を勧奨します。
また、救急搬送時や入院中の病状の急変など時間的な猶予のない緊急時においては、救命を最優先とし、上記の相対的無輸血による治療を患者及び家族等の関係者の意思に関わりなく実施します。
なお、患者から提示される「免責証明書」等の絶対的無輸血治療に同意する文書には署名しません。
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