人間ドック

結果に対しては迅速に
専門医が対応いたします。

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人間ドックセンターについて

センター長あいさつ（野中英美）

　人生百年の時代がやってきました。
　公衆衛生の向上と増進から日本人の寿命は延伸し続け、2023年現在の日本人平均寿命は84.3歳と今や世界第一位の座を獲得しています。しかし、「介護の必要がなく健康的に日常生活が送れる期間」を示す「健康寿命」は74.1歳と、平均寿命と比べ10年の開きがあります。これは即ち日本人の多くが約10年もの間、介護を必要として暮らしているという現実を物語っているのです。
　では、できる限り「寝たきりになることなく健康で長生き」するためにはどうすればよいのでしょうか？現在、日本人の死因第１位は「悪性新生物（つまり❛❛がん❜❜）」です。
不治の病であった「がん」も今や治る時代となったものの、やはり治療のカギは「早期発見・早期治療」です。
　そして、その次に死因として多いと言われる「心疾患、脳血管疾患」は、寝たきりになる可能性の高い疾患であり、これらの疾患の原因の多くは生活習慣によるものとされ、これも「早期発見・早期治療」が重要です。
　つまり、これらの病気を未然に防ぐには、やはり「体のメンテナンス」（病気の予防や早期発見・早期治療）がとても重要なのです。
　そのためには、「かかりつけ医」をもつことが重要ですが、病気の全てが自覚症状を伴うとは限りませんし、気になる症状があったとしても、病院へ受診するということにためらってしまう方もおられるのではないでしょうか？ そんな方こそ、人間ドックを「体のメンテナンス」に使ってみてはいかがでしょうか？

　当院の人間ドックは、日常診療を担う専門医師やスタッフが担当しています。
そのため、当院の診療レベルと同等の結果をご報告させていただくことができます。
また、ドックの結果で精密検査や治療等が必要となった場合は、ご希望があれば当院の各分野の専門診療科に速やかに受診手配を行うことが可能です。その際も、カルテ上で検査データ等の共有が行えることから、紹介状を持参いただく手間や時間差もなく速やかに受診いただくことが可能です。
　定期健診を受ける機会が少ない退職後の方、自営業の方、主婦の方をはじめ、持病をお持ちでもその持病と違う病気が気になる方等々、人間ドックはどんな方にも門戸が開かれています。
　それぞれの希望に添えるようなコースを揃えておりますので、是非当院の人間ドックへ足をお運びください。

設備や環境

受付、更衣室、問診室、測定室、診察室、待合スペースは全てドック専用の部屋・スペースとなっており、全ての検査を終えた後の結果説明（診察室）も、旧・特別室を改装した豪華な造りと、神戸の街並みを見下ろせる絶好のロケーションの中でお受けいただけます。
放射線検査、内視鏡検査、生理検査等については、従来どおり1階、2階へ移動してのご受検になりますが、急患・急変等がない限りはドックの方を優先し、待ち時間の短縮にも配慮させていただいております。

受付から検査の流れ

①病院玄関入って右の自動扉へどうぞ。

②エスカレーターで2Fへどうぞ。

③ピアノまで行かずに左折してエレベーターへ。

④4Fの人間ドック受付へ。

エレベーターは一般専用（患者様優先）をご利用ください。

⑤エレベーターを4Fでおりて左手の受付カウンターへどうぞ。

⑥こちらで受付をお済ませください。

⑦受付を済ませたら奥へどうぞ。

⑧まずは更衣室でお着換えください。

⑨次は、問診室へどうぞ。

⑩問診が終われば、測定室へどうぞ。

⑪測定が終われば、胸部X線写真等画像検査へ。

⑫X線等画像検査が終われば、採血・採尿へ。

⑬採血・採尿が終われば、心電図・超音波等生理検査へ。

⑭心電図などが終われば、胃カメラ検査へ。

⑮お疲れ様でした。
検査結果をゆっくりお待ちください。

検査結果に対する対応

万が一、検査結果などに異常が見受けられた場合は、各専門医やかかりつけ医ともしっかり連携し、適切に対応しておりますのでご安心ください。
結果に対する対応のいくつかの例を記載しますのでご参考ください。

血液・尿・便検査で要精査・要加療の結果がでたら・・

検査結果で要精査・要加療の結果がでたら・・

専門分野で要精査・要加療の結果がでたら・・