認定看護師
名前 | Sさん |
---|---|
入職年 | 1995年 |
領域・分野 | 摂食嚥下障害看護 |
配属部署 | 看護部 |
担当患者さんが、誤嚥性肺炎で亡くなったことがきっかけです。担当看護師として何か出来ることがきっとあったはず。その時、自分の知識不足や未熟さを痛感しました。
摂食嚥下障害って一体何だろう?という疑問から始まり猛勉強を始めた結果、たどり着いたのが摂食嚥下障害看護認定看護師でした。
摂食嚥下障害がある患者さんに、日々介入しています。
実際には、患者さんの食事場面をみながら嚥下評価を行い、食事形態の選定やとろみ水の濃度の決定、嚥下法や口腔ケアの指導等を行っています。また、嚥下内視鏡検査に立ち合い、主治医や耳鼻科医師と共に、患者さんの治療方針についてカンファレンスを行っています。
患者さんの「食に対する思い」を尊重し、患者さんやご家族の思いに寄り添える看護師でありたいと思っています。周囲の都合で患者さんの「食べる機会」が奪われないよう、患者さんやそのご家族、医療スタッフ間の架け橋役になることを、日々心掛けています。
人にとって口から食べるということは、とても大切なことであり、食は人が生きる上で楽しみや喜びとなり、生きがいになることもあります。摂食嚥下障害がある方でも、食べる楽しみを持ち続けていけるよう、今まで多くの患者さんから学んだ経験と専門職としてのスキルを活かしながら、これからも励んでいきたいと思います。
他の仲間からのメッセージ