看護部お知らせ

新型コロナウィルス感染症のパンデミックが始まり、気づけば3年の月日が経ちました。一般的に感染症と言うと、ウィルスや細菌によって他者から移される感染症を想像しまいがちですが、病院の中での感染症はそれだけではありません。医療関連感染症の一つに「手術部位感染症」があります。患者さんにとっては、予期せぬ合併症です。それらを予防するために、感染対策室からも働きかけています。昨年度「整形外科脊椎手術における手術部位感染対策」をテーマに研究をまとめ、関連学会で発表しました。その内容を機構本部で開催された「優秀な研究者に対する表彰選考委員会」に申請した結果、「優秀研究賞」に認められ、病院長から表彰状をいただきました。地道な活動が認められ、本当にうれしく思います。より良い治療の場を提供できるように、これからも活動を続けていきたいです。